2013年5月3日金曜日

等差数列と等比数列の和



高校数学の数列に出てくるアレですよ。

k・r^k のシグマみたいな。
S = Σ・・・と置いて、 rS を求め、 rS - S = ... としてやって最終的にS=・・・にするやつ。

これしか方法ないんだと思ってましたが、幾何分布の平均と分散を求めるにあたり、
ひとつ閃いた方法がありました(多分たいていの確率の本に載ってる)


これです。ただしm=1,2,3.....です。一応、念のため、f0を求めておくと・・・

となるので、あとは芋づる式にf1,f2....と求めちゃって下さい。

そしてこの感じどっかで見たことあるなと思ったら、ガンマ関数じゃないかな?


\Gamma(z)=\int^{\infin}_{0}t^{z-1}e^{-t}\,dt\qquad(\real{z}>0)

ほらなんか似てる!

・・・というのはおいといて。

実際この漸化式を解いていくのは・・・うーん骨が折れるな←
なんやら考えたら、n→∞でも成り立つはずなので、そのときは役に立つかも。
ってなわけで、n→∞の場合を考えてみよう。
すると、まあm=3くらいまでは微分しようかなあという気持ちになれて、
fmの分母が(1-p)^m+1になるなということくらいまでは理解できます。
ということは、漸化式を分子で表すことができるんじゃねえか?という発想に。

これは単純な計算なので、読者の演習問題とする←

fmの分子をgmとすれば、

となります。有用かどうかはわかりませんが、もう少し整理(?)すると、


となります。まあ、最初の漸化式よりかはm=7くらいまでなら求めたくなる具合にはなった。


一般項が出てくれればしめたものだったんですが…今のところ思いつかないですね・・・

1 件のコメント:

  1. 追記:n→∞の際、|p|<1が仮定されてます、書き忘れてた

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